悲しみも一緒に流すリンパトリートメント

我が家もホントは昨日から実家に泊まりに行く予定でしたが

電話の向こうから「台風が来てるんだから、こんな時に車を運転してくるなー」と父の大きな声。

ということで、素直に言うことを聞くことにし、帰省は台風が過ぎ去ってからということに。

そんな休暇中です。

サロンのお客さま。

今年、初盆という方が何人かいらっしゃいます。

今ごろ、何を想いながら過ごされているのかな、と思いを馳せています。

というのも、みなさん、ご自分のお母さまの初盆なのです。

ご病気だったり

突然の事故だったり

これも偶然なのですが、みなさん、私と同世代なのでいろいろ考えてしまいます。

サロンでトリートメントを始めてしばらくすると

ふと、「実はね…」とお母さまのことを話し始められました。

もちろん、私もその時に初めて知るわけなのですが…。

こういう時、10数年、続けている「傾聴」の訓練が活き、突然の打ち明け話にも決して動揺することなく、お話を伺いながらリンパトリートメントを続けることができました。

ただただ、その悲しみに寄り添いながら、お話しを伺い、トリートメントを受けていただく時間。

リンパトリートメントできっとそれまでの数ヶ月間の緊張感が一気に溶けていき、誰にも話せなかったことを打ち明けてくださったのだと思います。

少しでも、それまでの身体のお疲れと心も軽くなってくださったら嬉しく思います。

リンパトリートメントの力

タッチケアの力

手の力

身体の痛み、不調だけでなく、悲しみも一緒に流していきます。

ゆっくりとしたリズムのオールハンドの施術だからこそ…。

お盆。

追善供養の想いを込めて。