10月末から11月にかけて、講演会準備に本番、カンガルーの親子の写真展二ヶ所開催とバタバタと過ぎて行きました。
そんな中、先月末は、相談支援員さんの紹介などもあり、医療ケアが必要なお子さんの子育てをがんばっている二人のお母さん方とお話をするチャンスを続けていただきました。
それぞれのお子さんの年齢は違いましたが、上にごきょうだいがいらっしゃることが共通していました。
お一人はおうちに帰ってまだ数ヶ月の赤ちゃん。自由な外出が難しいだけでなく、夜もゆっくり安心して眠れない毎日のお母さん。
そうですよね‥。母親の自分が子どもの異変に気づかなかったら、それは即命に直結するという緊張の24時間。
娘は医療ケアが必要ない状態でNICUを退院しましたが、それでも最初の数ヶ月は緊張していましたから、私。
そのお母さんの一言が耳に残りました。
「我が子にどう触れていいかわからない」
30分おきに痰の吸引をしたり、ミルクの注入をしたり、子どもに触れてお世話はしているけれど、
撫でながら語りかけたり、お歌を歌ったり‥してないなーって。
命を守ることが最優先にならざるを得ない現実。
いろいろお話しすると、「そっか、おねえちゃんの時みたいにすればいいんですね」と。
タッチケアの持つ意味が伝わり、嬉しい瞬間です。
そして、このタッチケア、陰で妹、弟(場合によっては兄姉)を心配し、たくさんのがまんをしてくれているきょうだいたちにこそ大切なものなんじゃないかなーと、私は思っています。
mamma manoは在宅医療でがんばっているご家族をタッチケアで応援しています。
お子さんへのマッサージの仕方、手技をお伝えしています。
そして、お母さんへのリンパトリートメントで、24時間張り詰めっぱなしの身体と心をリラックスしてもらいたいなと、願っています。
今後のご予約可能日です。
◆11月13日(金)09:30〜16:00(出張可)
◆11月18日(水)12:30〜16:00(サロンのみ)
◆11月26日(木)12:00〜15:00(サロンのみ)
◆11月27日(金)09:30~13:00(サロンのみ)